医療保険の入院給付金は、いくらあればいい?

日額or実費?終身or定期?医療保険のキホンを徹底解説

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医療保険の入院給付金は、いくらあればいいの?

医療保険を選ぶ際のポイントとなる入院給付金。1日当たりいくらあれば入院費用はまかなえるの?そもそも入院費用ってどのくらいかかるの?という疑問にお答えします。医療保険を選ぶ際に悩みどころとなる入院給付金についてまとめました。

入院給付金ってどんなもの?

入院給付金とは、保険に加入している人がケガや病気で入院した時に給付金が受け取れるものです。入院すると治療費のほかに入院費がかかるうえ、入院している間は仕事ができず、収入も不安定になりますから、給付金が出るのはありがたいですね。しかし、入院費用っていくらくらいかかるのか、入院給付金でまかなえるものなのか、入院した経験がないとなかなかわからないものです。医療保険を選ぶ際には入院保険金の金額によって保険料も変わってきますので、1日当たりの金額についても把握しておきましょう。

入院費用はどれくれいかかるの?

まず、ケガや病気で入院した場合、一般的にどれくらいの費用がかかるのか知っておきましょう。もちろん、ケガや病気の状態や病院によっても異なります。

生命保険文化センターの「平成28年度生活保障に関する調査」によりますと、

  • 過去5年間にケガや病気で入院した経験のある人は14.8%
  • 一番最近入院した日数は19.1日
  • その入院にかかった総費用は22.1万円
  • さらに、入院によって失われた収入は21.3万円
  • 医療保険の給付金でまかなった金額はそのうちの73.0%

参考[PDF]: 『平成28年度生活保障に関する調査』生命保険文化センター

という結果が出ています。この調査に従うと、1日当たりの入院費用は11,570円程度が平均として考えられます。

医療保険の入院給付金は1日いくらあればいいの?

入院にかかる平均的な費用は1日12,000円程度です。だからといって入院給付金が1日12,000円支払われる医療保険に入ればよいというわけでもありません。

医療保険は保証時に支払われる金額が多ければ多いほど、毎月の支払額が多くなります。入院給付金が1日3,000円の保険料と、1日20,000円の保険料では、後者の方が毎月の保険料は高くなります。そのうえ入院しなければ支払った保険料は無駄になってしまいます。

入院生活では以下のポイントで費用がかかります。

  • ・治療費
  • ・入院基本料
  • ・食事代
  • ・差額ベッド代
  • ・家族の交通費

家族構成や所得によってふさわしい入院給付金は変わりますが、以下の3つのポイントをもとに、自身はいくらの入院給付金が必用か考えられます。

  • ・医療保険の補償内容
  • ・毎月支払い可能な保険代
  • ・希望する入院環境

毎月の保険代と保証内容をもとに考える

多くの日本人は国民保険に加入しているため、治療費は3割負担で済みます。また自己限度額を超えたぶんは、高額療養費精度によって払い戻しが可能です。

例えば70歳未満で年収400万円の人が100万円の治療を受けた場合、高額療養費制度を使えば9万円程度に費用が抑えられます。9万円ならば、貯めていた貯金で支払えるという人も多い費用ではないでしょうか。

また医療保険の補償内容にがん特約などついていれば、がんで入院したさいに入院給付金とは別にがん特約の給付金が支払われます。これらのことから入院給付金と貯金を合わせても治療費が払えないということは、なかなかないことです。

所得も低く健康でしばらく入院する可能性も低いという人は、保険代を無駄にしないために入院給付金が1日3,000円程度で毎月の保険代も安い医療保険に加入するとよいでしょう。それでも大きな病気が心配だという人は、がん特約や先進医療特約などをつけるとよいでしょう。

病気にかかりやすく入院する可能性も高いという人は、入院給付金もそれなりにもらえる1日10,000円程度の医療保険に加入するとよいでしょう。入院にかかる費用は治療費だけではありません、差額ベッド代や食事代など細々したものにも費用がかかります。

希望する入院環境をもとに考える

どのような環境で入院したいかによって、金額が異なります。大部屋で洗濯も自分で行い家族の見舞いも最低限でいい、という人であれば安くすみます。逆に1人部屋で洗濯なども見舞いに来た家族に頼む、というのであれば、ベッドの差額代や家族の交通費もかかります。

基本的に食事代は変わりませんが、糖尿病など特別な食事が必用な場合は1食数十円程度値上がりすることがあります。差額ベッド代は、1部屋に何台のベッドが並んでいるかによって変わります。6人部屋であれば1日3,000円程度、1人部屋であれば1日10,000円程度を目安にするとよいでしょう。

1人で落ち着いた環境で入院したいのであれば、入院給付金も1日10,000円程度はあったほうがよいです。6人部屋で構わないという場合は、1日3,000円程度でも十分でしょう。

入院給付金の日数にも注目する

医療保険の入院給付金は金額だけでなく、支払日数も設定されています。1回の入院に対する支払限度日数や通算の支払限度日数にも注意して選ぶようにしましょう。

「平成26年患者調査」によれば、平均入院日数は31.9日です。最近では日帰り入院や入院1日目から支払われるコースも増えており、病院も回転数を上げるために入院日数はどんどん減っています。入院給付金の支給日数は60日もあれば十分といえるでしょう。

入院給付金を請求するには

もし、ケガや病気で入院した場合、そのままでは保険会社から給付金は支払われません。被保険者が加入している保険会社に連絡して入院給付金を請求する必要がありますので、早めに手続きするようにしましょう。

入院給付金の対象にならない入院もある

通常は、治療を目的とした入院の場合に入院給付金の対象となります。そのため、人間ドックや検査などによる入院や、普通分娩による入院、美容整形などの入院は対象にならないので注意してください。保険会社に請求する場合は、医師による診断書の提出が必要になります。

まとめ:入院給付金が受け取れないことも考え入院費用は抑えよう

入院給付金を請求するには、被保険者から保険会社へ入院の旨を伝える必用があります。請求したからといって、どんな入院でも給付金がもらえるわけではありません。人間ドックや検査などによる入院や、普通分娩による入院、美容整形などの入院は対象にならないので注意してください。

保険会社の審査が通らなかった場合も考え、入院費用は出来る限り抑えたほうがよいです。工夫次第で入院費用は抑えられます。個室を希望しなければ差額ベッド代は発生せず、入院費用が抑えられます。高額療養費制度を利用したり、保険の特約を活用すれば、治療費を抑えることもできます。

入院費用を抑えるポイント

  • ・大部屋を希望し差額ベッド代などの費用をかけない
  • ・医療保険の特約や手術給付金など、受け取れる補償を把握しておく
  • ・高額療養費制度など国の制度を活用する

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