帝王切開は医療保険の対象になる?医療保険の基礎知識Q&A

日額or実費?終身or定期?医療保険のキホンを徹底解説

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医療保険が適用される帝王切開

帝王切開は高額!保険加入を考えよう

自然分娩でも手術費用や入院費がかかりますが、帝王切開となればさらに高額になることは言うまでもありません。その際に家計を助けてくれるのが医療保険の給付金です。帝王切開は5人に1人が経験する手術。しっかりカバーできる医療保険を紹介します。

帝王切開にかかる費用の相場

帝王切開は高額?どれくらいかかる?

医療機関によっても変わりますが、帝王切開でかかる費用は50〜75万円程度。自然分娩の入院は4日程度ですが、帝王切開では6〜15日程度と日数が長くなります。これら手術費用と入院費用の負担から、自然分娩よりも高額になってしまうのです。さらに個室を選べばベッド代がかかるため、結果として何十万円とかかることも少なくありません。

健康保険の適用範囲

健康保険が適用される帝王切開

帝王切開の場合、健康保険において「出産育児一時金」「高額療養費制度」「出産手当金」が一部受けられます。それぞれどのようなものなのか見ていきましょう。

出産育児一時金

42万円支給!健康保険をチェック

妊娠4ヶ月以上の出産では、出産育児一時金として1児につき42万円が支給されます。妊娠22週未満での出産は39万円の支給となり、死産や流産、早産、人工妊娠中絶も対象です。また、双子の場合は2人分支給されます。

加入している健康保険の組合によってはこのほか付加金もあるため、確認してみてください。事前に手続きをすれば、健康保険組合から医療機関に出産育児一時金を支払うこともできます。その場合、医療機関に支払う金額は差額分のみになるため家計も助かるでしょう。

高額療養費制度

払ったお金が戻ってくる高額療養費制度

1ヶ月間で医療費の自己負担額が一定水準を超えると、超過分が払い戻されるのが高額療養費です。一定水準は収入の額によって異なり、5段階に分けられています。自己負担額を超えた分の送付は「3ヶ月後」になることも覚えておきましょう。

帝王切開では手術もあるため、健康保険が適用されても治療費は高額になるもの。しかし高額療養費制度によって自己負担に上限ができれば、金銭面の心配は要らなくなります。

出産手当金

安心して妊娠・出産ができる!心強い出産手当金

産前・産休中は基本的に給与が支給されません。その際、健康保険から補助されるのが出産手当金です。上限はあるものの、標準報酬日額の2/3を休んだ日数分受け取れます。ただし口座に振り込まれるのは産後2〜4ヶ月後。必要資金は予め準備しておきましょう。

医療保険の対象になる帝王切開

手術給付金があるかどうかを確認

上記で紹介したように健康保険から補償を受けることはできますが、入院や一部手術費用で支給されない項目もあります。帝王切開に関しても保障が適応される部分と、されない部分とがあるもの。その際、ゆとりを持つために医療保険へ加入しておくことがおすすめです。手術に対し保障がある医療保険であれば、手術給付金が受けられます。一般的にその金額は10万円前後です。

ただし医療保険によっては「妊娠何週目」など条件を設けていることもあるため、事前に確認しておきましょう。また帝王切開で出産するのが2回目のケースでは、第一子出産後5年以内は支給されないなどの条件もあります。

医療保険加入のタイミングは妊娠前

妊娠前の加入で安心を

妊娠してから帝王切開に備えて保険に加入することは、難しいと言われています。これは健康な人と比べて、切迫流産や切迫早産などのリスクがあるためです。

保険にお金をかけるのはもったいないと感じるかもしれませんが、帝王切開になる可能性は誰しもゼロではないもの。帝王切開は自然分娩よりもお金がかかるものの、健康保険や医療保険を上手く使えば自然分娩よりも負担は軽くなります。保険によっては黒字になることもあるため、「これから出産を考えている」「帝王切開による経済的負担を減らしたい」という方は妊娠前に加入しておくのが賢明です。

まとめ

費用面での心配をなくす保険加入

妊娠・出産は自然分娩でも費用がかかるものです。加えて帝王切開となれば、入院費用も手術費用はさらに高くなります。帝王切開にならないとは限らないため、保険の負担よりも帝王切開のリスクを考えたほうが良いでしょう。妊娠前に医療保険に加入すれば、帝王切開の費用をカバーできます。健康保険や医療保険を利用し負担を軽くするとともに、安心して妊娠・出産に臨める環境を整えておきたいものです。

とはいえ、妊娠前に加入しておく必要がある医療保険。今現在、収入に対して保険にかけるべき金額がどの程度になるのか、具体的に確認してみましょう。

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