放射線治療も含めた総合医療保険
大同生命の総合医療保険Mタイプは、主に入院・手術・放射線治療へのサポートを3つの柱とした医療保険です。入院保障日数は60日と180日から選択でき、さらに必要に応じてがん・心疾患・脳血管疾患の場合に1,095日の長期入院保障が受けられるコースもあります。不安な部分をさらに補強できる各種特約もあり、あらゆる病・ケガに対してマルチに備えられる内容となっています。
引用元:終身医療保険プレミアムDX
http://www.zurichlife.co.jp/product/shushiniryodx/index.html
病気・ケガの内容によって短期入院や通院で完治する場合もあれば、長期的な入院療養が必要な場合もあります。大同生命の総合医療保険Mタイプは、入院時に補償金が受け取れる日数を3タイプから選べる仕組みになっており、契約者が必要に応じて備えの内容をアレンジできる保険商品です。「標準型」では1入院につき60日まで、「180日入院保障型」では180日までを保障し、さらに「特定疾病長期入院保障型」では通常のケガ・病気では60日、特に入院が長期化しやすい特定疾病(がん・心疾患・脳血管疾患)では1,095日までを保障するというフレキシブルな内容となっています。
総合医療保険Mタイプは、死亡保障と保険料払込中の解約返戻金をなくすことでリーズナブルになった保険です。保険料は割安でありながらも、医療保障に重点を置いているため保障内容は充実しています。入院日数に対する保障だけでなく、公的医療保険制度の対象となる所定の手術に対しても給付金を支給。入院に対する保障だけでなく治療そのものに対しても備えておくことで、日帰り手術や入院日数の短期化が推進されている現代の医療にも対応しているのです。更に、がん患者の3割以上が受けると言われる放射線治療に対しても放射線治療給付金でサポートしています。
充実した各種の特約で、より便利に備えることができます。例えば、治療が集中することの多い入院初期を割増給付金で手厚くサポートする「入院初期割増給付特約」、回復まで時間がかかる大手術(開頭術・開腹術・開胸術・脊髄手術を含む手術)に一時金を支給する「特定手術割増給付特約」、先進医療にかかる費用に備える「先進医療技術料給付特約」などの各種特約が利用可能です。さらに、所定の8つの難病に対して特定の治療を受けた場合、初回に限り100万円の「HALプラス一時金」が支払われる「HALプラス特約」は無料で付加することができます。
総合保険Mタイプは、必要な保障を必要なぶんだけ備えられるスリムな保険です。必要に応じて補償内容を足し引きできるため、通院や短期入院から長引く長期入院まで、さまざまなタイプのリスクに備えやすい保険となっています。入院・手術・放射線治療をサポートする基本の主契約に加え、もっと手厚く備えておきたい所に各種特約を付けてカバーしましょう。
支払
事由
1回の入院につき保障日数は60日(標準型)、180日(180日入院保障型)、通常60日で特定疾病の場合のみ1,095日(特定疾病長期入院保障型)の3種。また、通算1,095日が支払限度です。手術に対する保障は、同一のケガ・病気を原因として14日以内に複数の手術を受けた場合、支払金額が最も高額な手術1回のみを受けたものとして支払われます。
単位入院給付金額×入院日数が支給されます。
災害入院給付金と同じく、単位入院給付金額×入院日数の支給です。
入院中に受けた手術は単位入院給付金額×20を支給。入院を伴わない日帰り手術は単位入院給付金額×5の支給です。支払い回数に制限はありません。
単位入院給付金額×10を支給。支払い回数に制限はありません。
支払
事由
病気やケガを原因として所定の入院をしたときの、1日目〜14日目に通常より高額の給付金を受け取れます(入院初期割増給付特約)。所定の手術や治療をしたり、所定の難病にかかったりしたとき、その内容に応じて給付金や技術料実費の支給を受けることができます(特定手術割増給付特約・先進医療技術料給付特約・HALプラス特約)。
給付金名と支払われる金額
単位入院給付金額×入院日数。1回の入院につき1日目〜14日目まで支給されます。
開頭術・開腹術・開胸術・脊髄手術を含む手術をした場合、単位入院給付金額×20が支給されます。
厚生労働大臣が定める所定の内容・医療機関で、先進医療を受けた場合、その技術料実費が支給されます。
所定の8種の難病と診断され、「医療用HAL(下肢タイプ)」を用いた所定の治療を受けた場合、初回に限り100万円の一時金が支給されます。責任開始日以前に発症した難病の場合は対象外です。
実際にこの保険に加入した場合、保険料はどのようになるのかチェックしてみましょう。
基本プランが用意されており、保険料払込期間が10年のものと終身のものがあります。 まずは保険料払込期間10年のものを契約した場合についてです。10年更新タイプとなっています。
4万円プラン | 2万円プラン | |||
---|---|---|---|---|
男性 | 女性 | 男性 | 女性 | |
20歳 | − | − | 3,520円 | 4,800円 |
30歳 | 8,440円 | 10,320円 | 4,220円 | 5,160円 |
40歳 | 9,640円 | 9,920円 | 4,820円 | 4,960円 |
50歳 | 14,600円 | 13,400円 | 7,300円 | 6,700円 |
60歳 | 28,560円 | 22,480円 | 14,280円 | 11,240円 |
こちらは20歳から25歳にかけては4万円プランに対応していません。この年齢で加入を検討しているのであれば、単位入院給付金額2万円となる、2万円プランを選択しましょう。
続いて保険料払込期間が終身のタイプについてです。こちらの場合も同じく、20〜25歳までは4万円プランが用意されていないので、2万円プランから検討してみてくださいね。
4万円プラン | 2万円プラン | |||
---|---|---|---|---|
男性 | 女性 | 男性 | 女性 | |
20歳 | − | − | 6,560円 | 7,260円 |
30歳 | 16,600円 | 17,320円 | 8,300円 | 8,660円 |
40歳 | 21,640円 | 21,560円 | 10,820円 | 10,780円 |
50歳 | 30,080円 | 29,000円 | 15,040円 | 14,500円 |
60歳 | 43,480円 | 40,480円 | 21,740円 | 20,240円 |
この2種類しか用意されていないわけではなく、単位入院給付金額10,000円なども選択可能ですし、特約も用意されているので、実際に加入する際には担当者と相談をしながら検討していく形になるでしょう。
ただ、ホームページ上でシミュレーションが用意されていないのが残念な点です。細かく比較するのは難しいので、自分の場合はどれが向いているのかよくわからない場合は問い合わせをしながら検討してみてはどうでしょうか。
終身タイプのほかに定期タイプも用意されているので、自分にとって都合の良い方を選べるのが魅力です。理想的な契約方法について考えてみましょう。
この保険の大きな特徴ともいえるのが、すべてのプランで放射線治療に対する保障がしっかりと組み込まれているということ。将来的には放射線治療は必要になるかどうかはわかりませんが、万が一の時にきちんと備えたいですよね。基本内での保障となっているので、仮にがんでの入院が必要になった場合でも手厚くサポートしてもらえます。
入院保障の給付金について、一度の入院について180日まで保障が可能です。他社の場合は60日120日としているところが多いので、そういったところに比べると長期にわたって手厚く備えられる保険だといえるでしょう。
他に、標準型として60日のタイプも用意されているので、自分にとってぴったりの方を選択できるのが嬉しいポイントです。
保険というのは、将来発生するかもしれない万が一に備えて加入するものです。ただ、加入した段階では具体的にどのような健康上のトラブルが起きるかはわかりませんよね。そのためバランス力を重視して選んでいる方も多いでしょう。
こちらの保険はバランス力に優れている保険でもあるため、万が一の事態に対して幅広く供えられます。
高額割引というものが用意されています。これは、契約時に主契約の単位入院給付金額が所定の金額以上だった場合、主契約部分の保険料に対して高額割引制度が適用されるというもの。これにより主契約部分の保険料が少し割引かれるわけです。
ホームページ上で細かくシミュレーションができるサイトもあるのですが、残念ながらこちらの保険はそういったものが用意されていません。そのため、特約を付けた場合の料金や、自分にとって理想的な保険内容を細かく吟味するのが難しいともいえるでしょう。
ライフシミュレーションというものを用意されているのですが、こちらは少し入力が面倒です。遺族生活資金など希望に合わせて細かくシミュレーションができるので、こちらを役立ててみましょう。
この保険に決めて申し込みをしようと思った場合、インターネット上からは申請ができません。商品に関して問い合わせをしたり、資料請求をしましょう。申し込みの問い合わせについてはフォーム上からも行えるので、こういったものを役立ててみるのもおすすめです。
保険の中には日帰り入院からしっかりと保証してくれるものもあるのですが、こちらの保険は日帰り入院の場合、給付金の対象にはなりません。特約の中には入院初期保障特約というものがあるのでこれをつければ良いのでは?と思うかもしれませんが、この特約でも日帰り入院は補完できません。
だからといって短期入院時向いていないのか?というとそうではなく、特約をつければ入院の1〜14日目までは給付金の上乗せが可能です。短期の入院にも備えられる保険だといえるでしょう。
【参考URL】
参考:総合医療保険 Mタイプ|大同生命
https://www.daido-life.co.jp/join/c_kojin/lineup/m_type/
契約年齢範囲 | 6歳〜75歳 |
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保険期間 | 年満期(5年、10年)、歳満期、終身 |
払込方法 | 不明 |