家で安静にしていても保険金が支払われる場合がある?
骨折や骨の病気の治療に関して、医療保険が高い効果を発揮してくれることがあります。
骨のトラブルは多種多様!
骨に関わる病気やトラブルには様々なものがあります。
骨折には、剥離骨折、疲労骨折、閉鎖骨折、開放骨折など色々な種類がありますが、基本的には全て、ヒビが入ったり折れたりと、骨に何らかの欠損が生じている状態です。
骨折のリスクは誰にでもありますが、一方で高齢者や健康状態の悪い人、危険な仕事に従事している人などでは、そのリスクも高まります。
また、骨折の治療方法や治療期間は、骨折した部位や程度によって様々です。加えて、骨が折れた拍子に、周辺の臓器や血管を傷つける恐れや、折れた骨が皮膚の外へ飛び出してしまう開放骨折では、傷口から細菌が感染する恐れもあります。
骨粗鬆症は、加齢や栄養障害(カルシウムの吸収阻害)、薬剤などによって骨が脆くなってしまう病気です。
骨粗鬆症になると、単純に骨が折れやすくなるだけでなく、骨折した骨が再生するまでに長い期間を要することになります。
骨粗鬆症によって特に骨折しやすい部位としては、以下の例が挙げられます。
変形性関節症は、加齢や長年の習慣、ケガなどが原因で、関節の軟骨と周辺組織が損傷して、炎症や痛み、関節機能の不具合や変形が生じる病気です。
関節症の中でも最も多い病気であり、80歳頃までにはほぼ全ての人で何らかの変形性関節症が見られるとされています。
細菌や真菌などが骨に感染して、骨の内部(骨髄)で炎症を起こしている状態が骨髄炎です。
基本的には投薬治療が行われますが、場合によっては感染した骨を丸ごと除去する為に手術が行われることもあります。
主に幼児や高齢者に発症しやすいとされていますが、全年齢で発症リスクがあり、特に薬の副作用や糖尿病などで免疫力が低下している人では発症リスクも高くなるでしょう。
骨腫瘍とは、骨に生じた腫瘍であり、腫瘍は悪性(がん)と良性に分けられます。そして腫瘍が悪性であった場合、それが周辺組織に転移してしまう可能性がある為、速やかな治療が必要です。
尚、肉腫(サルコーマ)とは骨や筋肉、脂肪組織に発生する悪性腫瘍であり、稀少がんの1つとされています。
最初のポイントは入院が必要かどうか!
医療保険で給付金を受けるには、まず入院や手術の有無がポイントになります。その為、指を骨折して日帰りで治療を受けただけでは、給付金が支払われないこともあるでしょう。
しかし、大腿骨の骨折や骨の病気に伴って、入院・手術が必要になった場合、医療保険によって給付金が支払われる可能性は高くなります。
ただし保険によっては、手の指や足の指の骨折に伴う軽度な手術については、保障の対象外という場合もあり、具体的な保障範囲については、担当者に問い合わせておくようにしましょう。
医師が骨の治療に必要と認め、ギプスなどを装着している場合、その期間全てが通院期間として認められ、通院保障が受けられる人では、ギプスの装着期間に応じた保険金をもらえる可能性があります。
ただし、基本的には退院後の通院に対する保障であるので、まずは入院による治療をしていることが前提です。また、その期間や支払限度顎には上限があるので、保障内容を事前に確認しておくことが大切です。
がんに対する保障や特約がある医療保険では、骨腫瘍や骨肉腫と診断された時点で、さらに保険金がもらえることもあります。
医療保険の中には傷害保険のように、骨折の治療において入院していなくても、治療費や通院期間に応じた保険金を受け取れる特約を設けているものもあります。
まずは保障範囲を確認しよう!
医療保険は骨折や骨の病気の治療において、心強いサポートになってくれる場合も少なくありませんが、条件によっては保障されない場合もあります。その為、加入する医療保険の保障内容や範囲について、改めて確認しておくようにしてください。
保険名 (保険会社名) |
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基本補償 |
オプション補償 |
オプション補償 |
支払い限度額 ※1入院中に請求可能な上限 |
上限300万円 | 上限120万円 |
基本補償の保険料 ※20代男性の場合(月額) |
1,340円〜1,580円 | 830円〜1,028円 |
保険タイプ | 定期型 | 定期型 |
申し込み方法 | 店頭申し込み可ネット申し込み可 | ネット申し込み専用 |
保険名 (保険会社名) |
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基本補償 |
オプション補償 がん入通院治療費用保険金、特定疾病診断保険金、女性特定疾病入院一時金、先進医療費用保険金、がん診断保険金、がん入院保険金、葬祭費用保険金 |
支払い限度額 ※1入院中に請求可能な上限 |
上限300万円 |
基本補償の保険料 ※20代男性の場合(月額) |
1,340円~1,580円 |
保険タイプ | 定期型 |
申し込み方法 |
店頭申し込み可 ネット申し込み可 |
保険名 (保険会社名) |
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基本補償 |
オプション補償 先進医療、入院時差額ベッド代(個室・少人数部屋の室料)、入院時諸費用 |
支払い限度額 ※1入院中に請求可能な上限 |
120万円 |
基本補償の保険料 ※20代男性の場合(月額) |
830円~1,028円 |
保険タイプ | 定期型 |
申し込み方法 |
ネット申し込み専用 |