トライアングル医療保険

日額or実費?終身or定期?医療保険のキホンを徹底解説

トライアングル医療保険
(トライアングル少額短期保険株式会社)

持病や障がいのある方にも対応した医療保険。

持病や障がいを理由に、医療保険に加入することができなかった方にも充実したプランをご提案。様々な理由で加入をあきらめていたという方や、更新型のプランでお考えの方におすすめの医療保険です。

トライアングル医療保険のキャプチャ

引用元:トライアングル医療保険
http://triangle-life.com/

トライアングル医療保険(トライアングル少額短期保険株式会社)の特徴

「障がい」を持っている方にも対応した保険プラン

一般的に、多くの保険会社が提供している医療保険は身体障害、自閉症、ダウン症などの障がいを持っている場合、契約を断られるケースが多く見受けられました。健康な人とは少し異なる障がいや持病を持つ人にこそ、医療保険の必要性を見出し、2017年7月に取り扱いサービスを開始した、新しい保険プランの1つです。
障がいの程度によっては、付き添いが必要なケースや周りへの配慮から、個室での入院を希望する場合もございます。その時の差額ベッド代や付添人の費用に多くの負担が重なります。これらの負担を和らげるために、医療保険の加入が必要なはずですが、そもそもの医療保険に入れない。といった、現在の問題を払拭する新しい医療保険サービスです。

精神に関する病気の方も加入可能

近年、患者数が増えつつある、うつ病や統合失調症などの精神疾患。うつ病を現在治療中の方や完治された方でも、保険加入の際に提出する告知書に記載されている告知事項から、医療保険に加入することが難しいケースがありました。しかし、トライアングル医療保険では、精神に関する病気の患者でも保険加入できます。
うつ病や不安障害が重症化して、仕事を長期療養・退職を選択せざるを得ない人も増えており、生活すら困難になってしまいます。うつ病との合併症にも気を付けなければならず、それによる焦りから、さらに症状に拍車をかけてしまうかもしれません。医療保険はメンタル面への影響を和らげてくれるのではないでしょうか。

満3歳から満74歳までの幅広い方を対象にした更新型保険

新規での契約対象年齢は3歳から74歳までと幅広い年代に対応しており、契約後は年齢の上限が89歳まで延長されます。入院日額10,000円のプランと、日額5,000円のプランがあり、医療保険が必要だと感じた時に出費を抑えながら保険に加入できることが特徴です。
更新型の医療保険ですが、30歳男性が日額10,000円のプランを選択した場合の月額料金は3,433円と、保険料に割高感も特別見受けられません。
配当金や満期保険金などの特典はありませんが、シンプルかつ料金を押さえたプランとなっています。

心疾患や脳血管疾患などの疾病を患った方も加入可能

日本の三大疾病のうち、心疾患(狭心症や心筋梗塞など)や脳血管疾患(脳梗塞やくも膜下出血など)の疾病を患った方でも、加入が可能な保険です。また、現代病となりつつある糖尿病を患っている方も、加入対象に加わっています。しかし注意点も必要で、保障対象の内容は「持病以外での入院やケガをした場合」のみとしているので、持病による入院・手術には保障が適用されないのが原則となります。また、がんに関しては保障が付与されておらず、特約なども設定できない点はチェックしておくべき点ですね。

トライアングル医療保険(トライアングル少額短期保険株式会社)の保証内容

トライアングル医療保険は特約を設けておらず、入院日額の金額の違いにより、ユーザーのニーズに合わせたプランを展開しております。ケガや病気による入院はもちろん、急な手術にも保障が加わっており、掛け捨てのプランでありながら、しっかりとした保障サービスをご用意しています。 通算支払い給付金額は、下記の給付内容で総額80万円(期間を1年間)までを限度としています。

●災害入院給付金
●疾病入院給付金
●手術給付金特約
●入院初期費用給付金特約

入院に関する給付金

支払
事由

病気やケガで1泊2日以上の入院をした場合、給付金が支払われます。

給付金名と支払われる金額

  • 入院給付金・災害入院給付金
    1日につき10,000円。病気やケガそれぞれによる1泊2日の入院から保障。1入院につき30日を限度とする。
  • 入院初期費用給付金特約
    1回につき10,000円。入院給付金のお支払対象となる1泊2日以上の入院をした場合に保障。1入院につき1回をまでとする。

手術に関する給付金

支払
事由

病気やケガで入院を伴う手術をした場合、給付金が支払われます。

給付金名と支払われる金額

  • 手術給付金特約
    1日につき50,000円。病気やケガによる1泊2日以上の入院を伴う健康保険の対象となる手術をした場合に保障。1入院につき1回までとする。

支払い例

入院日額10,000円のプランで加入した場合の災害入院・疾病入院の給付金の支払い例をご紹介いたします。

給付金名と支払われる金額

  • 災害入院の場合
    右足腓骨を骨折し、14日間入院し手術をした場合
    入院初期費用給付金特約 10,000円
    手術給付金特約 50,000円
    災害入院給付金 140,000円
    給付金合計 200,000円
  • 疾病入院の場合
    虫垂炎(盲腸)により、4日間入院し手術をした場合
    入院初期費用給付金特約 10,000円
    手術給付金特約 50,000円
    災害入院給付金 40,000円
    給付金合計 100,000円

トライアングル医療保険(トライアングル少額短期保険株式会社)の保険料

トライアングル医療保険は病気のある方でも申し込める保険ということもあり、保険料が気になりますよね。そこで、入院日額が5,000円だった場合と、10,000円だった場合でそれぞれ保険料についてご紹介しましょう。

まず、男性の場合の保険料についてです。

男性 入院日額
5,000円
入院日額
10,000円
20歳 1,643円 2,999円
30歳 1,855円 3,433円
40歳 2,512円 4,654円
50歳 3,385円 6,199円
60歳 5,442円 9,809円

続いて女性の場合です。

女性 入院日額
5,000円
入院日額
10,000円
20歳 1,585円 2,935円
30歳 1,942円 3,613円
40歳 2,268円 4,218円
50歳 2,661円 4,897円
60歳 3,834円 6,956円

どうしても入院日額10,000円のコースだと保険料は高くなってしまいますが、その分保障も充実するので、支払える保険料に余裕がある方はこちらも検討してみてはどうでしょうか。

トライアングル医療保険(トライアングル少額短期保険株式会社)のメリット・デメリット、注意点

メリット

病気や障害があってもはいれる

無条件でというわけではないのですが、ダウン症、てんかん、自閉症、うつ病、統合失調症、身体の障害、糖尿病、脳血管障害、心疾患など、他の保険に入りにくい方も多く引き受けしているとのことです。難病の受け入れも行っているそうなので、他の保険は病気や障害のせいでどうしても検討できなくて…という方もこちらの保険をチェックしてみましょう。

病気に対応している保険は増えてきましたが、障害を抱えていると選択できる保険が少ない状態です。その中でも選択肢の一つに挙がるでしょう。実際に、他の保険に入れずに悩んでいる方の声を受けて誕生した保険でもあります。

保障内容がシンプルでわかりやすい

保険商品の中にはいろいろな制度が整っているものの、そのせいで内容がわかりにくくなっているものも多いです。こちらの保険は保障の内容がシンプルであるため、わかりやすく、検討しやすい保険だと言えるでしょう。

保険料はそこまで高いわけではない

確かに安いとは言えないかもしれませんが、障害や病気を抱えていても入れる保険ということで考えると、極端に高いわけではありません。

他に病気を持っていても入れる保険などもありますが、そういったものはかなり割高になっているものもあるので、他商品と比較したときにあまりにも高すぎるものはちょっと…と思っている方でも検討しやすい商品です。

ただし、保険料に置いて注意しなければならないこともあるので、後ほど詳しくご紹介します。

デメリット

入院の保障について

入院時の保障は、病気やケガが原因で入院した場合、一泊二日の入院からしか保障の対象にはなりません。また、病気やケガ、それぞれ1入院につき限度となるのは30日までです。他社の保険だと更に長期にわたって手厚くサポートしてくれるものもあるので、そういったものに比べると保障される日数が少ないといえるでしょう。

1年更新型

1年更新型ということは、年をとるにつれて保険料が上がっていくということ。例えば、入院日額5,000円の場合、20歳男性だと保険料は1,643円とかなり手頃です。ですが、60歳になると5,442円と3倍以上になってしまうので、保険料の問題についてはよく考えておかなければならないでしょう。

メリットの項目で紹介したように、若いうちの保険料は割高ではありません。ただ、年齢を重ねるにつれてどんどん保険料が上がっていくタイプの保険だということは十分に理解しておきましょう。

注意点

対象となる持病・障害に注意

持病・障害を持っていたとしても100%加入できる保険ではありません。この点は注意しておかなければならないでしょう。電話などでも教えてくれるので、自分の持病・障害の保障の対象になるのかについては必ず事前に確認しておかなければなりません。

対象となる持病・障害だったとしても告知内容や状態、過去のがんの既往症を含む傷病歴、会社での基準などによって引き受けはできないケースもあるとのことです。告知が不要なタイプの保険ではないので気をつけておかなければなりません。

責任開始日以前の保障について

持病や障害に起因するものや、それに関連する傷病、責任開始日以前に発症したとみられるものに関しては支払の対象外となる可能性があります。

74歳までしか加入できない

保険料があがったとしてもずっと入り続けられるのなら…と思っている方もいるかもしれませんが、74歳までしか加入ができません。74歳時点での保険料を確認してみると、入院日額5,000円のコースが男性11,835円、女性8,786円となっています。

日額10,000円のコースはというと、男性21,167円、女性15,819円とのことなので、なかなか厳しいのではないでしょうか。

年金で生活をする場合、10,000円以上、20,000円以上といった費用を支払うのかどうかについても考えておかなければなりません。

保険料に関する注意点

高齢になってからの保険料のことを考えると、ただ単に「病気や障害を持っている人にはこの保険がおすすめ」とは言えません。そもそも病気や障害を持っていると選択できる保険の種類が少ないのは事実ではありますが、中には加入のための条件がゆるいものもあるため、そういったものも総合して検討してみてはどうでしょうか。

【参考URL】

参考:トライアングル医療保険
https://medical.triangle-life.co.jp/

参考:トライアングル医療保険
https://medical.triangle-life.co.jp/common/images/fee_chart.pdf

契約情報

契約年齢範囲 3歳〜74歳
保険期間 更新型
払込方法 月払