医療保険と目の病気の関係

日額or実費?終身or定期?医療保険のキホンを徹底解説

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目の病気に対する医療保険の基本保障や特約をチェック

失明時には障害給付金が支払われることも!

目の病気は多種多様で、中には医療保険の対象となる入院・手術が必要なこともあります。さらに失明した場合には障害給付金がもらえることもあり、保障内容について正しく把握しておきましょう。

目の病気にはどんなものがある?

目に関する病気や症状はとても多い!

目の病気には様々な症状があり、時には失明というリスクもあります。

白内障

白内障は、目の中の水晶体が白く濁ってしまって、視力が低下したり目がかすんだりと、見え方が悪くなる病気です。

原因は色々ありますが、最も多い理由は加齢です。実際、80歳代以上の人では大部分に、片目、もしくは両目に白内障が発症しており、白内障は老化現象の1つともされています。

尚、一般的な治療としては、白濁した水晶体の代わりに人工のレンズを挿入する手術が行われます。

緑内障

緑内障は、何らかの原因によって視神経にダメージが加えられ、目に見える範囲(視野)が徐々に狭まっていく病気です。

緑内障は進行性の病気であり、40歳以上の日本人ではおよそ5%の人が緑内障にかかるともいわれ、日本人の失明リスクの上位に挙げられる原因でもあります。

緑内障になる原因としては、眼球の中の圧力(眼圧)の高まりありますが、その他にもリスク要因として、身内に緑内障患者がいることや、加齢、近視、糖尿病や循環器系疾患の既往歴なども挙げられます。

緑内障は徐々に進む為、自覚症状が出にくく、明らかに視野の欠損や見えにくさに気付いた時には、既に症状がかなり進行していることも珍しくありません。

現代の医療では、緑内障によって失われた視野を取り戻すことは難しく、緑内障の治療は基本的に「これ以上の悪化を防ぐこと」がメインになります。

加齢黄斑変性

目の機能の中で最も重要な働きを司る、網膜の中心(黄斑部)に、障害が起こる病気です。肥満や喫煙によって発症率が高まるとされており、「目の生活習慣病」ともいわれています。

発症率や患者数は増加傾向にあり、加齢黄斑変性は失明原因の上位を占める病気です。

治療としては薬剤の注入や、薬剤注入とレーザ一治療が並行される場合などが一般的です。

網膜剥離

網膜剥離は、外部からの衝撃や加齢による影響などで、文字通りその網膜が剥がれてしまったり、その一部に穴が開いてしまったりしている状態です。

網膜剥離になるとものの見え方に異常が生じて、放置すればやがて失明することもあります。

尚、網膜に穴が開いているだけでなく、網膜が剥がれてしまっている場合には、手術による治療が必要になります。

目の病気にも医療保険は有効か?

日帰り手術の際は要注意!

医療保険は基本的に、病気による入院・手術時に保険金が支払われる保険です。

目の病気の手術では、一時的に目が開けられなくなる為、安全を考慮して入院することも少なくありません。その為、入院給付金や手術給付金が受け取れることもあります。

反面、点眼薬による治療と通院がメインである人では、保険金を受け取れないことがあります。

また、白内障(片目)では日帰り手術が行われる場合もあり、そのような場合では入院給付金がもらえないこともあるでしょう。

障害給付金

目の病気に関して、医療保険で気になる保障の1つが、失明したり、極度に視力が低下したりした場合に受け取れる障害給付金です。

失明はしばしば人生を大きく変えてしまうものであり、その後の備えとして障害給付金は非常に重要なポイントといえます。

緑内障の患者は医療保険の加入が難しい?

緑内障の患者では、一般的に医療保険の加入審査が厳しくなります。また加入が認められたとしても、「目の部位不担保」といった、目に関連する病気の保障を外されてしまうかも知れません。

そのような場合、加入条件が緩和される、引受基準緩和型医療保険を検討してみてもいいでしょう。

ただし、引受基準緩和型医療保険は通常よりも保険料が高くなりがちで、それぞれの保障内容や保険料などをしっかりと確認して判断することが不可欠です。

まとめ

目の見え方は人の生き方を左右する!

目の病気は、健康な人であっても加齢によって発症することが少なくなく、また症状によっては失明のリスクも伴います。その為、万が一のリスクに備えて、入院・手術だけでなく、失明した場合についても保障される医療保険など、様々な視点から検討するようにしていきましょう。

実費補償型保険を徹底比較

保険名
(保険会社名)

みんなの健保2
(AIG損保:旧富士火災)

AIG損保:旧富士火災

ZiPPi
(ソニー損保)

ZiPPiHPキャプチャ

基本補償
  • 入院諸費用保険金
  • 先進医療費用保険金(上限1,000万円)
  • 差額ベッド代(上限1日3万円)

オプション補償
がん入通院治療費用保険金、特定疾病診断保険金、女性特定疾病入院一時金、先進医療費用保険金、がん診断保険金、がん入院保険金、葬祭費用保険金

  • 入院治療費用保険金

オプション補償
先進医療、入院時差額ベッド代(個室・少人数部屋の室料)、入院時諸費用

支払い限度額
※1入院中に請求可能な上限
上限300万円 上限120万円
基本補償の保険料
※20代男性の場合(月額)
1,340円〜1,580 830円〜1,028
保険タイプ 定期型 定期型
申し込み方法 店頭申し込み可ネット申し込み可 ネット申し込み専用
保険名
(保険会社名)

みんなの健保HPキャプチャ

基本補償
  • 入院諸費用保険金
  • 先進医療費用保険金(上限1,000万円)
  • 差額ベッド代(上限1日3万円)

オプション補償

がん入通院治療費用保険金、特定疾病診断保険金、女性特定疾病入院一時金、先進医療費用保険金、がん診断保険金、がん入院保険金、葬祭費用保険金

支払い限度額
※1入院中に請求可能な上限
上限300万円
基本補償の保険料
※20代男性の場合(月額)
1,340円~1,580
保険タイプ 定期型
申し込み方法

店頭申し込み可

ネット申し込み可

保険名
(保険会社名)

ZiPPiHPキャプチャ

基本補償
  • 入院治療費用保険金

オプション補償

先進医療、入院時差額ベッド代(個室・少人数部屋の室料)、入院時諸費用

支払い限度額
※1入院中に請求可能な上限
120万円
基本補償の保険料
※20代男性の場合(月額)
830円~1,028
保険タイプ 定期型
申し込み方法

ネット申し込み専用