医療保険と腎疾患の関係

日額or実費?終身or定期?医療保険のキホンを徹底解説

HOMEホーム  »    >  医療保険と病気の関係  >  医療保険と腎疾患の関係

腎疾患の治療は医療保険によってカバーできるのか?

腎疾患は七大生活習慣病の1つ

腎疾患では薬物療法や食事の改善といった治療が第一となり、必ずしも医療保険の入院・手術給付金を受け取れるとは限りませんが、一方で症状が悪化して入院が必要になった時、基本保障だけでなく七大生活習慣病特約でもカバーできるという点は見逃せないポイントです。

腎疾患にはどんな症状がある?

腎機能を悪化させる3大腎疾患とは?

腎臓の機能を低下させる腎疾患には、様々な病気が含まれますが、中でも腎機能を完全に停止させる腎不全の要因としては、主に3つの腎疾患が挙げられます。

糖尿病性腎症

糖尿病性腎症は2型糖尿病の合併症の1つです。基本的には、高血糖状態が5~10年という長期間続くことで、腎臓へのダメージが蓄積して、結果的に糖尿病性腎症が発症します。

   

糖尿病性腎症になると、人工透析が必要になるので、糖尿病患者は普段からしっかりと食事管理を行うことが不可欠です。

慢性糸球体腎炎

慢性糸球体腎炎は、腎臓の中にある糸球体が、少しずつ破壊されていき、やがて腎機能も低下していく病気です。

糸球体は、血中の不要物をろ過して尿を作る為に必要な器官であり、糸球体が機能不全に陥れば、様々な問題を引き起こします。

糸球体の損傷は進行速度が遅い為、自覚症状も出にくいものの、慢性糸球体腎炎の患者では、およそ20年間で40%もの人が腎不全になるとされており、決して油断ならない病気です。

腎硬化症

慢性的な高血圧症の患者では、腎臓の血管でも動脈硬化が起こりやすくなり、腎臓へ流れ込む血液量が低下します。そして血流が阻害された腎臓では、組織が硬化して、機能低下が引き起こされます。これが腎硬化症です。

腎硬化症には、進行速度が遅い良性腎硬化症と、一気に症状が進行する悪性腎硬化症があり、良性腎硬化症は40代以上の人に多く、悪性腎硬化症は30~40歳の比較的若い人に多いとされています。

とはいえ、どちらにしても腎機能が低下する病気であり、良性だからといって安心することは危険です。

特に、悪性腎硬化症は早急な治療が必要であり、放置すれば1~2年以内に尿毒症(末期腎不全)を発症して、心不全や脳出血で死亡する恐れもあるでしょう。初期症状としては激しい頭痛が一般的で、他にも視力障害や心臓機能の異常、血尿などが挙げられます。

腎疾患の治療に対する医療保険の有効性

七大生活習慣病特約は必須の保障!?

腎疾患における第一の治療方法は、食事療法や生活習慣の見直しです。その為、入院を前提とする医療保険では、必ずしも給付金を受け取れると限らないことは要注意のポイントです。

しかし、腎疾患は常に症状が悪化するリスクがあり、そうなると長期的な入院が必要になることは充分に考えられます。そしてその際、医療保険による入院保障は経済的に大きな安心材料となるでしょう。

七大生活習慣病特約

腎疾患が悪化して引き起こされる慢性腎不全は、七大生活習慣病の1つであり、七大生活習慣病特約を付帯しておけば、入院時の入院限度日数が拡大されるといったメリットがあります。

加えて、七大生活習慣病特約は腎不全の他にも、肝硬変や心疾患、脳血管疾患といった病気もカバーしてくれるので、付帯しておいて損のない特約かも知れません。

引受基準緩和型医療保険

腎疾患の治療として食事療法や人工透析を行っている人では、通常の医療保険に加入できない場合もあるでしょう。ですが、引受基準緩和型医療保険であれば、持病を持っている人でも加入できる可能性があります。

まとめ

腎疾患には基本保障と七大生活習慣病特約をセットで!

腎疾患の治療には食事療法がメインとなりますが、いざ腎不全や合併症を起こすと入院が必要になることも珍しくなく、医療保険による保障が役立ちます。また、七大生活習慣病特約を付帯しておけば、入院が長引いた場合にも保障範囲が拡大されるので、安心感も高まるでしょう。

実費補償型保険を徹底比較

保険名
(保険会社名)

みんなの健保2
(AIG損保:旧富士火災)

AIG損保:旧富士火災

ZiPPi
(ソニー損保)

ZiPPiHPキャプチャ

基本補償
  • 入院諸費用保険金
  • 先進医療費用保険金(上限1,000万円)
  • 差額ベッド代(上限1日3万円)

オプション補償
がん入通院治療費用保険金、特定疾病診断保険金、女性特定疾病入院一時金、先進医療費用保険金、がん診断保険金、がん入院保険金、葬祭費用保険金

  • 入院治療費用保険金

オプション補償
先進医療、入院時差額ベッド代(個室・少人数部屋の室料)、入院時諸費用

支払い限度額
※1入院中に請求可能な上限
上限300万円 上限120万円
基本補償の保険料
※20代男性の場合(月額)
1,340円〜1,580 830円〜1,028
保険タイプ 定期型 定期型
申し込み方法 店頭申し込み可ネット申し込み可 ネット申し込み専用
保険名
(保険会社名)

みんなの健保HPキャプチャ

基本補償
  • 入院諸費用保険金
  • 先進医療費用保険金(上限1,000万円)
  • 差額ベッド代(上限1日3万円)

オプション補償

がん入通院治療費用保険金、特定疾病診断保険金、女性特定疾病入院一時金、先進医療費用保険金、がん診断保険金、がん入院保険金、葬祭費用保険金

支払い限度額
※1入院中に請求可能な上限
上限300万円
基本補償の保険料
※20代男性の場合(月額)
1,340円~1,580
保険タイプ 定期型
申し込み方法

店頭申し込み可

ネット申し込み可

保険名
(保険会社名)

ZiPPiHPキャプチャ

基本補償
  • 入院治療費用保険金

オプション補償

先進医療、入院時差額ベッド代(個室・少人数部屋の室料)、入院時諸費用

支払い限度額
※1入院中に請求可能な上限
120万円
基本補償の保険料
※20代男性の場合(月額)
830円~1,028
保険タイプ 定期型
申し込み方法

ネット申し込み専用